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へっぽこ登山日記 vol.10 宮之浦岳登山―05年度秋 岳参り― 何かを頂けば、お返しをしなくてはならない。 ・・まあ絶対ではないでしょうが、お礼をするのは人として当然の事でして。 で、春に行った岳参りのお礼参りという事で、秋の岳参りに出かけてきました。 本当は9月や10月に出かけるらしいのですが(EX:永田岳参りは10月中〜下旬)、その時期は私たちナカガワスポーツとしては稼ぎ時、スポーツシーズン真っ盛り。とても山に出かける余裕はございませんでした。(他の人との都合が合わない、という理由で。) で、11月に入り予定に都合がついた為、岳参りを企画致しました。
当日―。午後4時集合。メンバーは、ナカガワスポーツの3人。方々に声は掛けましたが、それぞれに都合があり参加できないとの事で。仕方なく当店メンバーだけで行ってまいりました。 前回同様、早朝の海の砂を取り、神社にお参りした後(山口神社には先日のうちにお参りを済ませておきました。)宮之浦をスタート。
淀川登山口到着が、6時を少し回ったくらい。標高が高い場所と早朝という事もあいなってとても寒い!気温が・・・8度!?街は暑い暑いといっているやや異常な11月を過ごしていた我々にとって、山近いこの場所での寒さは何かしら新鮮でした。早速買ってきたお弁当を食べ、十分に準備運動をした後、6時42分、宮之浦岳へ向かいスタートです。 へっぽこさんもへっぽこへっぽこと言いつつこの宮之浦岳登山もはや4回目。一般屋久島人よりは登っているのではないかな?なんていう気もしております。各ポイントまでだいたいどれ位で辿り着くかもなんとなく分かっています。経験は偉大、です。
朝早くから歩き出すと、特に秋〜冬は日の出が遅いので登っている最中に日の出を見ることができたりします。今回もまあ出発時点でだいぶ明るくなってきていたのですでに太陽は上がっていたのでしょうがそれでも綺麗な赤焼けを見る事ができました。ん〜、これは綺麗・・・サイトのトップにしようかとも考え中です。約40分ほどで淀川小屋に到着。我々より先に出発したと思われる人達がそれぞれに休憩を取っている所に、謎の白はっぴ集団が乱入。・・・皆様の目に我々はどう映っていたのでしょうか?今となっては最早どうでも良いことですが、聞けたら是非お聞きしたい事柄ではあります。
さらに40分ほど歩いて、高盤岳展望台に到着。この日は天気が良く、本当に空が青くトーフ岩が綺麗にみえました。そこから20分も歩かないほどで小花之江河、さらに10分ほどで花之江河に到着。・・・ってこの辺りは前回岳参りの記録とほぼ同じですな。違う所と言えば・・・淀川小屋―高盤岳展望台の間くらいで、外国人の方に追い抜かれました。これのどこが変わった事かと言いますと、その方―ライアンさんというのですが、実はこの岳参りに参加する予定だった方で。まあ本人が参加したいという事ではなく、ライアンさんが厄介になっているご家庭から「一人で山に行くのは心配だから」と前日に依頼がありまして。結局、ライアンさんは下山後も一人で色々周りたいという事で不参加、となったのですが。 そんなライアンさんに追い抜かれました。2,3お話しただけでお互い素性が分かり、そしてそのまま彼は我々を追い抜いて歩き去って行きました。ただこれだけ。どこも変わった所じゃないのですが・・・ま、その理由は後々。
花之江河から投石平に向かう最中、池田造園さんとお会いしました。登山道整備か何か(詳しく聞いてなかった)の作業でずっと山に入っていたとか。ご苦労様でした。 9時15分、投石平に到着。出発より約2時間半。まずまずのペース。この分だと11時前には頂上到着か?と計算。こんな計算もできるほどに経験地を積んだのですよ、へっぽこは!・・ま、まだまだこの程度ですがね。 5分程度の小休止の間に、靴紐の緩みを直し、やや痛みだした膝・太腿にキネシオテープとエアーサロンパスでケア。この両者が結構効くんです。いや、マジで。 この先1時間〜1時間半はまあ似たような所をずんずんと進みます。天気が良く、空が青く綺麗なのでだいぶ気が紛れます。 で、まあマイペースに歩き始めて1時間経つか経たないかといった所で、前から人がやってくる。あら、縦走(縄文杉側から宮之浦岳を越えて来る)の人かな・と思ったら、やけに軽装な感じ。上半身裸の・・・外国人。 なに?
彼はにこやかにこちらに挨拶。そう、彼は花之江河の手前で我々を追い抜いたライアンさんだったのです。つーか、早っ!早すぎるっすよライアンさん!聞けば、この後尾之間の温泉に行き、それから色々と見て周りたいのだとか。それにしても急ぎすぎでしょうよ。いや、それに対応できるその足は、素晴らしい。 我々とほんの数分(もないな、多分)お話をしただけで、ライアンさんはにこやかに歩き去りました。ペースは変わらず、ガンガンと。多分2時間半ほどで登頂したのではと予測しますが・・・。いや、一緒に歩いてなくて本当に良かった。 しかし・・・我々の岳参りって、何故か外国の方と何かしら関わりがあったりします・・・。何故でしょう。 そして10時45分、宮之浦岳到着! 頂上にはすでに我々より先に出発したであろう縦走装備の方々、そして反対側(新高塚小屋方面)から来られたらしき方の姿も。その方々に混じって、我々もゆっくり腰を下ろして・・・ではなく。 我々は頂上登頂が目的ではないのです。何の為の白はっぴですか。 という事で、我々は一段下がった祠へ足を向けます。
約半年ぶりの祠。天気は前回と同じく良好で、永田岳をはじめそれに連なる山々が綺麗に見えます。そして、祠参りの準備。米・塩・酒と朝取ってきた砂。これを祠に供えます。お賽銭(昔々の貨幣もあったよ)を綺麗に器に入れなおし、準備OK。祝詞をあげ、春のお礼と次の春までの安全・豊穣祈願を。(冬になるから豊穣じゃないのかな?) 落ち着いた所で、お昼ご飯です。もってきた弁当をそれぞれ開き、食べます。その途中、H店長はザックから保冷パックの様な物を取り出す。あれに弁当が入っているのかな?と思いきや、出てきたのは、肉。 ジップロックに入った、冷凍(ここまで来るのにだいぶ解凍されてきてはいるが)された豚肉と鹿肉。すでに味付け済みだとかで、ミニフライパンとバーナー、サラダ油まで出して調理開始。といってもただ肉を焼くだけですが。味付けはやや塩辛い感じでしたが、おいしかったです。 帰りも特に問題はなく、栗生岳と花之江河の祠をお参りし、無事下山。頂上出発後ちょうど4時間で下山できました。 宮之浦に帰ってから益救神社に再度お参りし、神主さんより玉を授かりました。玉といっても本当に球体を頂いたのではなく、魂の玉というのでしょうか?神道において良い事をした時などに神様が授けてくれる玉とでもいうのでしょうか?詳しくは知りませんが兎に角それを頂きました。 ま、何にせよ無事岳参りを済ませることができよかったです。 来年もまた行く・・んでしょうか?多分社長が忘れていなければ行事として行く事になると思います。早く宮之浦区の行事として色々な方が参加されるといいな、と思います。 |